1月1日・3日週報

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願いいたします。

 

第54回「世界平和の日」教皇メッセージ

(2021年1月1日)

 

「平和への道のりとしてのケアの文化」

 

1.新年を迎えるにあたり、政府首脳、国際機関の責任者、諸宗教の指導者と信者の皆さん、そして善意の人々に心からごあいさつ申し上げます。来る年に人類が、個人、共同体、民族、国家の間で、兄弟愛、正義、平和の道を進めるよう願いつつ、皆さんのご多幸をお祈りいたします。

 

 2020年は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による重大な健康危機により決定づけられました。この危機は、多分野にまたがる世界的な現象となり、気候、食糧、経済、移住などにおける相互に密接に結びついた危機をいっそう深刻化させ、極度の苦痛と困難を引き起こしています。わたしがまず思うのは、家族や愛する人を亡くした人、さらには仕事を失った人たちのことです。そして、医師、看護師、薬剤師、研究者、ボランティア、チャプレン、病院や保健機関の職員のことをとくに思い浮かべます。彼らは、患者に付き添い、その苦しみを和らげ、いのちを救うために、多大な苦労と犠牲をもって、いのちがけで全力を尽くし、今も働き続けています。そうした人々に敬意を表しつつ、わたしは政治指導者と民間企業に対し、病者と極めて弱く貧しい人すべてを支えるために、COVID-19のワクチンと必要不可欠な技術を確保すべく、適切な措置を講じるよう、あらためて求めます(1)。

 

 愛と連帯の数多くのあかしの傍らで、悲しいことに、さまざまなかたちのナショナリズム、人種差別、外国人嫌悪、さらには死と破壊をもたらす戦争や紛争が、新たに勢いを増していることを、残念ながら認めざるをえません。

 

 この一年の間に人類の歩みに刻まれたこうした出来事は、兄弟愛に満ちた関係に基づいた社会を築くには、互いをケアし、被造物を大切にすることが、いかに重要であるかを教えてくれます。ですから、このメッセージのテーマを「平和への道のりとしてのケアの文化」としました。今日、はびこっている無関心の文化、使い捨ての文化、対立の文化に打ち勝つための、ケアの文化です。

 

2.創造主なる神――ケアという人間の使命の源

 

 多くの宗教は、人類の起源や、創造主と人間、自然と人間、そして人間どうしの関係についての物語を伝えています。聖書では創世記が、人(アダム)と土(アダマ)の関係と兄弟の関係に焦点を当てることで、人類に対する神の計画を大切にする、もしくは守ることの価値を、その冒頭から明らかにしています。聖書における創造の物語では、神は「エデンに設けた」(創世記2・8参照)園を、「そこを耕し、守る」(同2・15参照)という役割とともに、アダムの手にゆだねておられます。このことは、大地を豊穣にすることと、大地を保護し、いのちを支える力を維持させることを意味します(2)。「耕す」「守る」という動詞は、アダムと彼の園との関係を物語るとともに、全被造物の主人、管理人とするほど、神がアダムを信頼しておられることも表しています。

 

 カインとアベルの誕生により、兄弟の歴史が始まります。兄弟の関係は、守る、番をするということばで、カインによって――否定的に――解釈されます。弟のアベルを殺した後、カインは神の問いにこう答えます。「わたしは弟の番人でしょうか」(創世記4・9)(3)。もちろんそうです。カインは弟の「番人」です。「象徴に満ちたこうした古代の物語は、今日わたしたちが共有する一つの確信をあかししてくれます。それは、あらゆるものはつながり合っているという確信、そして、わたしたちが、自分たち自身のいのちを真に気遣い、自然とのかかわりをも真に気遣うことは、友愛、正義、他者への誠実と不可分の関係にあるという確信です」(4)。

 

3.創造主なる神――ケアの模範

 

 聖書は神を、創造主としてだけでなく、ご自分の被造物、とりわけアダムとエバとその子孫を大切にするかたとして示しています。犯した罪のために呪われた者となったカインでさえ、そのいのちが奪われないように保護するしるしを、創造主からたまものとして受けています(創世記4・15)。このことは、神にかたどられ似せて造られた人間の不可侵な尊厳を確認するとともに、被造物の調和を保つという神の計画をも明らかにします。「平和と暴力が共存することはできません」(5)。

 

 被造物をケアすることは、安息日の規定の基盤です。それは、神への礼拝を求めるとともに、社会秩序の回復と、貧しい人に目を向け直すことも意図しています(創世記1・1―3、レビ記25・4参照)。安息年が七度巡るたびに祝われるヨベルの年には、土地、奴隷、負債をかかえた人に休息が与えられます。この恵みの年には、もっとも弱い人が大切にされ、人生についての新たな視点が与えられるので、貧しい人はいなくなります(申命記15・4参照)。

 

 預言者の書にも目を向けるべきです。そこでは、共同体のもっとも弱い仲間に対する姿勢に、正義についての聖書の解釈の頂点が表れています。なかでもアモス(2・6―8および8章)とイザヤ(58章)は、貧しい人のために正義を求めて声を上げ続けます。貧しい人は弱さと無力さゆえに叫びを上げ、それは、彼らを見守っておられる神だけに聞き届けられます(詩編34・7、113・7-8参照)。

 

4.イエスの公生活におけるケア

 

 イエスの生涯と公生活は、人類に対する御父の愛の啓示の頂点を体現しています(ヨハネ3・16参照)。イエスは、ナザレの会堂で神によって聖別されたかた、「貧しい人に福音を告げ知らせるために、……捕らわれている人に解放を、目の見えない人に視力の回復を告げ、圧迫されている人を自由に」するために「遣わされた」(ルカ4・18)かたとして、ご自分を示されます。聖年にまつわるこれらの救い主のわざは、御父から託された使命をもっとも雄弁にあかしするものです。キリストは、あわれみをもって病者のからだと心に触れ、いやされます。罪人をゆるし、新たな人生をお与えになります。イエスは、羊のことを心にかけるよい羊飼いであり(ヨハネ10・11-18、エゼキエル34・1-31参照)、傷ついた人にかがみこみ、傷の手当をし、介抱するよいサマリア人です(ルカ10・30-37参照)。

 

 イエスはその使命の頂点として、十字架上でご自分をささげ、罪と死への隷属からわたしたちを解放することにより、わたしたちへのケアの究極のあかしを示しておられます。このようにイエスは、ご自分のいのちをささげ、いけにえになることにより、わたしたちのために愛の道を切り開き、一人ひとりに語りかけておられます。「わたしに従い、あなたも同じようにしなさい」(ルカ10・37参照)。

 

5.イエスの弟子の人生におけるケアの文化

 

 霊的および身体的な慈善のわざは、初代教会の愛の奉仕の中核です。初代教会の信者たちは、すべてを共有していたので、信者の中には一人も貧しい人がいませんでした(使徒言行録4・34-35参照)。また、彼らはその共同体を、どんな状態の人にも開かれ、もっとも弱い人々の世話をする、歓待する家にしようと努めました。貧しい人の飢えを満たし、死者を葬り、孤児や高齢者、たとえば難破のような事故の犠牲者を養うために、進んで寄付をすることが当たり前となりました。その後、キリスト者の寛大さが当初より弱まると、財産は共通善のために神が意図されたものであると主張する教父が現れました。アンブロジオはこう述べています。「自然は、あらゆるものを人間が共同で使うものとして注ぎ込んでいます。……それゆえ、自然はすべての人に共通の権利をもたらします。しかし、強欲がそれを少数者のみの権利にしています」(6)。数世紀にわたる初期の迫害から解放され、教会はその自由を、社会と文化を鼓舞するために用いました。「それぞれの時代の窮状は、キリスト者の愛の奉仕に新たな力をもたらしました。歴史は、多くの慈善のわざを記憶にとどめています。……人間の苦しみを和らげるために、病院、貧しい人の避難所、養護施設や孤児院、ホスピスなど、多くの施設が設立されました」(7)。

 

  1. ケアの文化の基礎である教会の社会教説の諸原理

 

 初代教会における奉仕職(ディアコニア)は、教父の考察によって豊かになり、また、数多くの輝かしい信仰のあかし人による愛のわざとして、幾世紀にもわたり、活気づけられてきました。そしてそれは、教会の社会教説の鼓動となっています。社会教説は、原理、基準、指標を記す貴重な遺産として、すべての善意の人に与えられています。人間一人ひとりの尊厳の促進、貧しい人や身を守るすべのない人との連帯、共通善の追求、被造物の保護といった、ケアの「文法」をこの教説から学ぶことができます。

 

各人の尊厳と権利を促進するケア

 

 「キリスト教の中で生まれ、深められる人間の概念は、全人的発展を追求する助けとなります。人はつねに、個人主義ではなく関係を示し、除外ではなく包含を、搾取ではなく唯一で不可侵の尊厳を肯定します」(8)。一人ひとりの人間は、それ自体が目的であり、有用性だけで評価されるただの道具ではありません。家族、共同体、社会の中でともに生きるよう造られ、それらの場では皆が尊厳において平等です。人権は、貧しい人、病にある人、疎外された人、一人ひとりの「隣人――時空の遠近を問わず――」(9)を受け入れ、助ける責任といった義務同様、この尊厳に由来します。

 

共通善のケア

 

 社会的、政治的、経済的な生活のあらゆる側面は、共通善へと向けられるときに、その十全な姿を見いだします。共通善とは、「集団と個々の成員とが、より豊かに、より容易に自己完成を達成できるような社会生活の諸条件の総体」(10)です。ですから、わたしたちの計画や努力は、人類家族全体への影響を考慮し、現代と将来世代にどのような結果を残すのかを熟考したものでなければなりません。このことがいかに真実であり、時宜を得ているかが、COVID-19のパンデミックによって明らかになりました。このパンデミックに直面して、「わたしたちは自分たちが同じ舟に乗っていることに気づきました。皆弱く、先が見えずにいても、だれもが大切で必要な存在なのだと。皆でともに舟を漕ぐよう求められてい」(11)るのだと。なぜなら、「自分の力だけで自分を救うことはでき」(12)ず、孤立している国は自国民の共通善を確保できないからです(13)。

 

連帯によるケア

 

 連帯は他者への愛の具体的な表れです。それは漠然とした感情ではなく、「確固とした決意であり、共通善に向かって、すなわちわたしたちは、すべての人々に対して重い責任を負うがゆえに、個々の人間の善に向かい、人類全体の善に向かって自らをかけて、共通善のために働くべきであるとする強固な決断なのです」(14)。連帯とは、統計上の数字や、酷使され、役立たなくなれば捨てられる道具としてではなく、わたしたち同様、神から等しくいのちの祝宴に招かれている隣人、旅の同伴者として、他の人々――個人であるとともに、広い意味では民族や国も――を見る助けとなるものです。

 

被造物のケアと保護

 

 回勅『ラウダート・シ』は、すべての被造物が互いに結びついていることを深く認識し、困窮している人の叫びと、被造物の叫びの双方に耳を傾ける必要があると強調しています。そのように注意深く絶えず耳を傾けることで、わたしたちがともに暮らす家である地球と貧しい人をケアするための有効な手段が生み出されます。このことについて、繰り返し述べたいと思います。「仲間である人間に対する優しさや共感や配慮が欠けているならば、人間以外の自然との親しい交わりの感覚は本物ではありえません」(15)。「平和、正義、被造界の保全は、完全に相互接続した三つのテーマであって、分離したり別扱いしたりすれば、再び還元主義に陥らずには済まないのです」(16)。

 

7.共通のルートを指し示す羅針盤

 

 使い捨ての文化が蔓延し、国内および国家間での深刻な格差に直面する時代(17)にあって、わたしは国際機関や各国政府、経済界、科学や通信の分野、教育機関で責任を担う人々に対し、グローバル化とともに歩む道のり、「真に人間的な方向性」(18)をたどるために、これまでお話しした原理の羅針盤を手にとるようお願いしたいと思います。事実それによって、各人の価値と尊厳が尊重され、共通善のために連帯して協力し、貧困や病気、奴隷状態、差別、紛争により苦しむ人の痛みを和らげることができるでしょう。この羅針盤を用いて、多くの社会的格差を解消するために、ケアの文化の預言者、あかし人となってください。このことは、女性が家庭内の、また社会、政治、組織のあらゆる領域の中で幅広く、力強い主人公になってはじめて可能になります。

 

 ケアの文化の促進に欠かせない社会原理という羅針盤は、兄弟愛、相互尊重、連帯、国際法の遵守によって力づけられるべき国家間の関係の指標でもあります。ですから、不可侵、普遍的、不可分である基本的人権を擁護、促進することが、あらためて主張されなければなりません(19)。

 

 人道法も尊重されなければなりません。紛争や戦争が絶え間なく起きている現状においてはなおのことです。悲しいことに多くの地域や共同体が、平和で安全に暮らしていたころの記憶を失っています。多くの都市が不安定さの源となっています。その地の住民は、爆弾や砲弾や小型武器により無差別に攻撃され、爆撃されているので、通常の生活リズムを維持することが容易ではありません。子どもたちは勉強ができません。男女とも家庭のために働くことができません。食糧危機が、かつてない範囲にまで広まっています。人々は家だけでなく、家族の歴史や文化的なルーツさえも捨てて、逃げざるをえません。

 

 紛争の原因はさまざまですが、その結果はいつも同じです。破壊と人道危機です。わたしたちは立ち止まって、自問すべきです。世界中で紛争が当たり前のこととなったのは、なぜだろうか。そして何よりも、連帯と兄弟愛にあふれる平和を真に求めるために、どうすれば心を入れ替え、考え方を改めることができるだろうか。

 

 どれほどの資源が武器のため、とりわけ核兵器のために浪費されていることでしょう(20)。その資源は、平和と全人的発展の促進、貧困との闘い、医療必需品の確保といった、人々の安全を確保するうえで、より重要な優先事項のために用いることができたものです。このこともまた、現在のCOVID-19のパンデミックや気候変動のような地球規模の問題によって浮き彫りにされています。「飢餓を永久になくし、最貧国の発展に寄与するために、兵器や他の軍事支出に充当されていた資金を使って、『グローバル・ファンド』を立ち上げる」(21)、これはなんと勇敢な決断でしょう。

 

  1. ケアの文化の教育のために

 

 ケアの文化の促進には、一定の教育プロセスが必要です。社会原理という羅針盤は、相互に関連する多様な状況に対応するために役立つ頼もしい道具です。いくつか例を挙げてみましょう。

 

  • ケアの教育は、家庭で始まります。家庭は、社会の自然かつ基礎的な集団単位であり、かかわりの中で互いに尊重し合うことを学ぶ場です。その一方で、家庭がこの重要かつ不可欠な責務を果たせる状態でなければなりません。

 

  • 学校、大学、そしてある意味では同様にソーシャル・コミュニケーションも、つねに家庭と協力しつつこの教育を担っています(22)。それらは、個々人、言語、民族、宗教上の各共同体、各国民の尊厳、さらには、それらに由来する基本的な権利に対する尊厳に基づいた価値体系を伝えるよう求められています。教育はより公平で固く結ばれた社会の柱の一つなのです。

 

  • ほとんどの宗教、そしてとりわけ宗教指導者は、連帯、相違の尊重、さらには、もっとも弱い立場にある兄弟姉妹を受け入れ、ケアすることの重要性を信者と社会に伝えることで、不可欠な役割を果たすことができます。これについては、教皇パウロ六世が1969年にウガンダの国会で述べたことばが思い起こされます。「教会を恐れないでください。教会は皆さんを尊重します。誠実で実直な市民である皆さんを導きます。競争や分裂を助長しません。正当な自由、社会正義、平和の促進に努めます。教会が何かを優先するならば、それは貧しい人、子どもと市民の教育、苦しんでいる人や見捨てられた人のケアです」(23)。

 

  • 公職にあるかたがた、政府間及び民間の国際的な組織の職員、教育関係者、さらには、さまざまな役割をもって教育と研究の分野で活躍している皆さんが、「さらに開かれ、包含的で、傾聴と建設的な対話、相互理解を伴う」(24)教育を行うという目標を達成できるよう、あらためて励ましのことばを送りたいと思います。教育のためのグローバル・コンパクトに向けたこの呼びかけが、幅広くさまざまな分野で同意されますように。

 

9.ケアの文化なくして平和はありません

 

 ケアの文化は、平和を築くための特別な道です。それは、すべての人の尊厳と善を保護し促進するための、皆が参加することを前提とする、共通の連帯的な責務であり、関心をもち、目を向け、共感し、和解し、いやし、互いを尊重し受け入れる意欲でもあります。「世界の多くの地域が、傷の回復をもたらす平和の道を必要としています。創意と大胆さをもって、いやしと新たな出会いのプロセスを始める意欲をもった平和の作り手が求められているのです」(25)。

 

 人類の舟が危機という嵐に揺さぶられ、より穏やかで晴れわたった地平に苦心しながら向かっている今このときにも、人間の尊厳という舵と、基本的な社会原理という「羅針盤」があれば、皆一緒に安全なルートをたどることができます。わたしたちキリスト者はつねに、海の星、希望の母であるおとめマリアを見つめなければなりません。愛と平和、兄弟愛と連帯、助け合いと相互受容の新たな地平にむけて進むために、皆で協力しましょう。他の人々、とりわけもっとも弱い立場にある人に対して無関心でいようとする誘惑に負けないようにしましょう。目を背けるのに慣れないようにしましょう(26)。そうではなく、「互いを受け入れ、互いをケアする兄弟姉妹から成る共同体を築く」(27)ために、具体的な努力を日々、重ねていきましょう。

 

バチカンにて

2020年12月8日

フランシスコ

 

カトリック中央協議会事務局訳

 

 

 

2020年12月7日

広島教区の皆さん

 

 広島教区 司教 白浜 満

 

新型コロナウイルス感染防止対策(その10)

「守るべき祝日」(主の降誕と神の母聖マリア)と次の主日のミサへの参加について

 

+主の平和

 待降節も第二週目に入りましたが、新型コロナウイルス感染拡大が続いており、一日当たりの感染者数の過去最多の更新という事態に直面しています。そのような中で、日本の教会においては守るべき祝日」とされている「主の降誕」(12月25日)と「神の母聖マリア」(1月1日)の祭日も近づいています。

 

 日本の教会においては、「主の降誕」と「神の母聖マリア」は「守るべき祝日」とされていますが、この年末年始には、「主の降誕」(12月25日)と、次の主日のミサ(12月27日「聖家族」)、「神の母マリア」(1月1日)と、次の主日のミサ(1月3日「主の公現」)の間隔も短くなっております。

 

新型コロナウイルス感染症の猛威が続く中で、各小教区におけるミサへの参加の制限のため、またとくに基礎疾患のある方や高齢者の方々がミサへの参加を自粛するよう求められたりして、守るべき祝日と主日のミサへの参加ができなくても、あまり気になさらないようにしていただければと思います。このような場合、各家庭において、可能であればミサの動画配信を利用して霊的にミサに参加すること、あるいは個人的な祈りをささげていただくことをお勧めします。

 

冬の厳しい寒さと共に新型コロナウイルスの感染状況が、さらに悪化していくことも懸念されています。また、インフルエンザの流行の時期でもありますので、引き続き、体調管理と感染対策を徹底してくださいますように、よろしくお願します。

 

大きな困難の中にいる皆さんと世界中の人々の上に、神様のご加護を祈ります。

以上

大切なお知らせ

『英語ミサ』 について

12/20~1/3まで全てお休みします。

Facebookで配信します。

 

幟町教会 信徒の皆様へ

  ★『主日ミサ』
  土曜日18:00、日曜日7:30、9:30、14:30〔英語〕と4回に分けて、
  それぞれ聖堂入堂人数100名以下で行います。(英語ミサは1/3迄休み)
  月に1回のベトナム語、スペイン語、ポルトガル語のミサも再開しています。

  当面は密集を避けるため、やむをえず入堂人数の制限をします。

  入堂限定数に達した場合、カトリック会館多目的ホールにてライブ中継を準備

  しています。

  なお公開ミサに参加できない方のために当面ライブ配信は継続します。

  (HP、YouTubeから御覧いただけます)

 

  ★『週日ミサ』は、小聖堂で7:00から行います。
    (但し金曜日10:00ミサは地下聖堂にて)

  ※金曜日10:00・土曜日18:00・日曜日7:30のミサは現状の参加者人数から

   地下聖堂とします。1つのイス1人座り間隔距離を取ってください。

   ※手の消毒とマスクの着用、信徒は歌なしで行います。

    感染防止のためマイ座布団を持ってきてください。

 

           【ミサ参加の注意事項】

       なるべくミサ前15分前までにお越しください。

 ①感染予防対策の為、石鹸での手洗い、マスクの着用、アルコール消毒をお願いします。
 ②体調不良の場合は無理をせず、ミサ参加の自粛をお願いします。
  また、高齢や基礎疾患があってミサに参加することが不安な方も同様です。
 ③換気のため、窓・ドアを開けます。
 ④入場者全員に名前・連絡先の記入、体温測定、手の消毒をして頂きます。
  できるだけ事前に、メモ紙に日付・名前・連絡先を記入の上、持参ください。 
 ⑤ミサの献金は、聖堂入口でお願いします。

 ⑥お使いになられた「聖書と典礼」は各自で持ち帰りください。

※聖体拝領前に各自で再度、手指の消毒を行うようご協力をお願いします。

               ≪お願い≫

 カトリック会館1階のお手洗いに、ペーパータオルとごみ箱を設置いたしました。

 ミサ前に手洗いを推奨していますのでご活用ください。

 ゆるしの秘跡は、今まで通り8:45~9:15まで小聖堂で行います。

 

   1月 1日(金) 神の母聖マリア・世界平和の日 

           0:00 11:00 16:30(ベトナム語)

                  ※7:00のミサはありません

   1月 3日(日) 主の公現

         9:30ミサ後 新成人祝賀式・受験生実力発揮祈願式

   1月10日(日) 主の洗礼

 

 ・主日ミサのラジオ音声についてのご案内

 主日ミサ(日曜日9:30~)中の大聖堂内で、ラジオでマイク音声を

 聞くことができるようになりました。

 声が聞き取りにくいと思われていた方は、ラジオを持参いただき、

 「FM77.8MHz」にあわせていただきますと音声が流れます。

 どうぞご活用下さい。

 尚、必ずイヤフォンを利用してお聞きくださいますようお願い申し上げます。

 ご家庭で不要な携帯ラジオをお持ちの方は教会受付までお持ちください。

 活用させていただきます。

 

ミサに参加される方へのお願い

  • 体調不良で微熱・咳の出る方は、参加を控えてください。
  • 体調不良・病気・高齢で感染が心配な方は、参加を控えてくだい。
  • 換気のため、窓・ドアを開けますので暖かい服をお願いします。
  • 感染予防の為、間隔をあけて指定の席(しるしの場所)にお座りください。
  • 感染予防の為、ミサ前の石鹸での手洗い、マスク着用をお願いします。
  • 聖堂入口でアルコールによる手の消毒をお願いします。
  • 感染拡大防止の為、入場者全員に名前・連絡先の記入をして頂きます。

 *体調不良の場合は、無理をせずに、ミサの参加の自粛をお願いします。

  具体的には、咳、発熱、呼吸困難ですが、特に、咳や37.5℃以上の

  発熱などの風邪症状がある人は、ミサに来ることをお控えください。

 

 

 

 

  《幟町教会からのお知らせをメールで配信いたします》

  *登録方法

  • ① nobori@mhai.jp 宛に件名も本文も入力せず、空メールを送ります。
    ② しばらくして、カトリック幟町教会から折り返しメールが届きます。
      リンクを開いて必要事項を登録します。
    ③ 本登録完了後、幟町教会から完了通知が届きます。
     (*折り返しメールが届かない場合は、パソコンからのメール受信を拒否する制限をかけていることが考えられます。)
     *メールアドレスなどご提供いただいた情報は、幟町教会からのお知らせを送るために限定して使用いたします。

     

           ★<今日の祈りのメール配信します>
    週2回(火曜日、金曜日)「毎日のミサ」の中より「御言葉」の一部と、
    短い「黙想の勧め」を一斉メールで発信することになりました。
    久保司祭が担当します。
    皆様もご一緒に「みことば」を味わい黙想してみませんか?

     

    ★教会学校(Sunday School)お知らせ

    ◆毎月第一土曜日10時より小聖堂(地下聖堂)

     で未就学のお子さんを対象とした、子どもミサを行うことに

     なりました。教会学校のみなさんもお待ちしています。

    昨年4月から久保新司祭が教会学校担当となりました。
     今後、教会学校のお知らせを幟町教会HP・一斉メール・週報でお伝えいたします。

    また幟町教会HPに教会学校コーナーを作って頂き定期的なお便り、神父さまやリーダーからのメッセージ、要理等載せていきたいと思っています。よろしくお願い致します。

     

    ★2020年4月から献金封筒の中身を「教会維持費」「一粒会」「聖堂維持補修費」の3種 類から「教会維持費」に一本化されます。併せて、振込による献金を進めるため、来年度の維持費封筒に郵便振込の用紙をいれておきますので、可能な方は振込による献金をお願いいたします。

   3つの、献金の額の合計を一つの献金封筒あるいは、振込用紙で納入してください。

   振り分けは教会で行います

「個人献金確認票」(郵便振込)について

教会維持費の納入について、郵便振替により納入した実績を確認したい方には確認票を配布します。教会事務所までお申し出ください。確認票の郵送を希望する方もあわせてご連絡ください。

報告対象 :2020年4月から10月までの集計期間における振込

次回の配布は2020年度末に予定します。

なお、振込の控えは、都度ご自身で保管・管理していただきますようお願いします。

 

 

  ◇カトリック幟町教会 振替口座

    • 維持費・献金を振替で納められる場合は、以下の口座にお願いします。
      ゆうちょ銀行 01360-0-18031 カトリック幟町教会
      ※注意※
      必ず振込用紙にお名前をご記入ください。
      ゆうちょ銀行以外の金融機関から振替される場合は、以下の情報により
      お振込みください。
      銀行名:ゆうちょ銀行
      金融機関コード:9900
      店番:139
      預金種目:当座
      店名:一三九店(イチサンキユウ店)
      口座番号:0018031
      なお、振込手数料がかからない振込用紙を教会事務所に置いて
      いますので、お求めください。ご理解の程よろしくお願いいたします。
      ◇ Catholic Noboricho Church Transfer Account
      If you want to pay the donation by transfer, please use the
      following account.
      Japan Post Bank 01360-0-18031 Catholic Noboricho Church
      ゆうちょ銀行 01360-0-18031 カトリック幟町教会

      * Caution *
      If you are transferring from a financial institution other than
      Japan Post Bank, please use the following information.
      Bank name: ゆうちょ銀行
      Financial institution code: 9900
      Store number: 139
      Deposit item: 当座 Current
      Store name: 一三九店 Ichisankyu store
      Account number: 0018031
      Please ask the church office for a transfer form that does not
      require a transfer fee.

      新型コロナウイルス感染拡大による被災者の調査・支援申請について

      +主の平和

       コロナ禍のクリスマスを迎える中、教区内の信徒の皆さまの中にも失業、休業を余儀なくされるなど、様々な被害を受けた方々がおられるのではないかと案じております。

      災害サポートセンターでは、新型コロナウイルス感染拡大による信徒の方々の困難な被災状況を教えていただき、とくに、ひとり親世帯、経済的な理由で生活が苦しくなっている家庭の子どもたちに食料品を中心に、何かの支援を考えたいと思っています。

      添付の調査・申請用紙にご記入いただき、郵送またはメールにて下記までお送りください。追ってこちらからご連絡させていただきます。

      よろしくお願いいたします。

       救い主の誕生によって、私たちに困難を乗り越える力と希望が与えられることをお祈りしつつ。

      2020年12月22日

      災害サポートセンター

      担当司祭 原田 豊己神父

      送り先:

      730-0016

      広島市中区幟町4-42 広島教区本部事務局 

      「広島教区災害サポートセンター」宛

      Email: pax@hiroshima.catholic.jp

    • 年末年始休日のお知らせ

    • 幟町教会・教区事務局・地区センター
    • 12月29日~1月5日
    • ★聖パウロ書院 
         
      営業時間 10:30~17:30   
      毎水曜日は定休日です。

       12/28(月)~1/4(月)休み

    •            《教会からのお願い》

      ★思いやり駐車場について

    • 新しくマリアホール前に「思いやり駐車場」ができました。
    • 障がいのある方、難病の方、高齢者、妊婦さんなど、歩行や車の乗車が
    • 困難な方を中心に幅広くご利用ください。

       

      最近、教会駐車場の無断駐車、駐輪が増えております。

      駐車、駐輪許可証の徹底をお願いいたします。

      ★トイレの使用について

    • ミサ前に手洗いを推奨しています。その為、使用済みペーパータオルー用のごみ箱を設置していますが、それ以外の物も多く捨てられています。可燃ごみのみをお捨てください。なお、紙おむつは各自でお持ち帰りください。
    • ★月曜日~土曜日は、駐車場側の外トイレは鍵を閉めています。
      中のトイレをご使用ください。

       

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