世界平和記念聖堂のドローン映像

教会の鐘の音

幟町教会主任司祭 荻 喜代治 神父

 幟町カトリック教会には、朝昼夕、美しい音でアンジェラスが時を告げています。戦後全てを失った広島市に全世界より静かに祈れる場所、平和を届けるアンジェラスが寄贈されました。戦争中戦いに使っていた鉄砲の鉄を鋳直して、平和を告げる鐘へと作り直されドイツから届けられました。
 今、アンジェラスは毎日平和の音を届けています。聖母幼稚園の子どもたちは、昼の鐘の音を聞きながら「アヴェマリア」の祈りを唱え、その後鐘の音が終わるまで、静かに手を合わせて祈っています。
 「鐘の音が平和を皆さんの心に届けてくれるよう、皆さんも優しい親切な行いをしましょうね」と先日年長の宗教の時間に伝え、「皆さんはどんな親切ができますか?」と問いかけたところ、「はい、はい」と手を挙げて、「私はお母さんのお手伝いができます」「私はおじいちゃんの肩をたたきました」とさまざまな話をしてくれました。私たち大人も、鐘の音と共に平和の発信をしたいものです。